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飛騨林業グループ「ひだまりの家」展示棟、室内の紹介No2!
健康木の住まい「ウッドビレッジ」展示場、ブランドの紹介!
昨日に引続き、飛騨林業グループさん「ひだまりの家」展示棟の室内No2(水廻り、2階部分)を紹介します(^^)v。
展示棟名:「ひだまりの家」
出展会社:飛騨林業グループ 本社:岐阜県下呂市萩原町
構造材は柱・土台材は東濃桧材、梁・東濃杉材の仕様。木造在来工法2階建
建物面積
1階床面積 103.38㎡(31.27坪)
2階床面積 63.62㎡(19.24坪)
延床面積 167.00㎡(50.51坪)
間取りプラン参照 http://www.wood-village.jp/modelhouse/house02.html
キッチンはゆとりを感じさせる対面式キッチン、コンロカウンターを壁面にシンクカウンターを対面に分けたレイアウト。シンクとコンロのカウンターを分けて設置することで、限られた間口でも対面式にできます。
キッチン廻りの食器棚や収納も木製オリジナルの製作品で統一感があります。
キッチン側は四角い板壁に丸い飾り窓が設置されていて、角度によって玄関の視界を伺えます。
キッチンから動きやすい動線(人が自然に動く時に通ると思われる経路で移動距離が長くなりすぎないよう計画する)でありユーティリティー(家事作業場)、洗面を通り浴室へと繋がります。両側の建具は作り付け収納棚と洗濯機が置かれています。
浴室は、市販のユニットバスではなく、オリジナル製作です。腰窓から小庭園を見ながら入浴ができ、昼間は心地良い光が入り、夜は格子越しの間接照明が光を演出します。壁・天井はサワラ板張り
すっきりした形の洗面カウンター、木製カウンターに洗面器具をはめ込んだ製作品です。
トイレは腰掛便器とサイドカウンターを設け、木製カウンターには手洗器をはめ込み下部は収納庫として利用しています。お雛様が良い感じで飾られています。
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居間から2階へ上っていきます。
階段:ムク材階段、巾は1mあり、ゆったり上ることができます。
手すりは握りやすい角材大面取り、階段側桁はなく、すっきり壁に納まっています。
2階のスペースは広々とした展示室と打ち合わせ室として利用され、間仕切りはなく、小屋組が見えるような仕上げです。
展示室でなければ、寝室、子ども室、納戸などの部屋を十分に設置できる間取りです。
床:唐松材(築10年、脂が出でつやがあり、とても良い感じに仕上がっています)
壁:白色の珪藻土
天井:杉板張り、屋根勾配
どっしりした300角の通し柱は建物の中心に位置し、四方からの梁材や小屋束の荷重を受け留めています。
小屋梁や小屋束が見え、天井材は杉板を屋根勾配で張っています。
2階の南側は吹抜けがあり、一階の居間の様子が伺えます。
暖炉の熱が吹き抜けを通り暖かい空気を2階へ運びます。
外観の説明で紹介した白色の塗装をしたベランダです。思っていたよりも広いスペースです。
展示コーナーには、展示建物の骨組模型があり、一目で構造躯体が確認できます。
階高を低めに設定して、柱や梁は1間(1.82m)ピッチに規則正しいく設置されています。
耐震工法と制震工法の金物が展示されています(^^)v。
耐震(たいしん)は、広義には、建築構造物や土木構造物が地震に対して破壊や損傷しないようにすることをさす。
制震(せいしん)は、建築設計上の概念であり、建物に入力される地震力を、建物内部の機構により減衰させたり増幅を防いだりすることで、建物の振動を低減させることを指す。
耐震工法と制震工法の金物を併用することも可能でしょう。
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柱の大きさの見本があり、4寸~7寸柱が実際に触って確認できます。
床材のいろいろな見本があり、針葉樹の桧や杉、広葉樹の桜やナラ材等がそろっていて実際に見て確認できます(^^)v。
テーブルと座卓、天板は大きな2枚板です。「栃の木」でしょうか。無垢材は何とも言えない味わいがありますね(^^)
エコウィルを利用して、居間・キッチンの床材(大理石)には床暖房を設置してあります。今の時期は、心地よい暖かさが伝わってきて快適な生活環境です。
エコウィル(東邦ガス)
エコウィルは、クリーンな天然ガスで発電し、その時に出る排熱でお湯も沸かせて暖房もできるガス・コージェネレーションシステムです。
省エネを実践しながら、お湯のたっぷりある快適生活を気軽に楽しめます。
しかも経済的です!
魅力がいっぱいの飛騨林業グループさん「ひだまりの家」展示棟を3回にわたり事務局の主観で紹介しました。
まだまだ紹介しきれないことがたくさんあります。
是非、足を運んで実際に見てくださいね。
お待ちしています(^ ^)……