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(株)大脇「充空間の家 杜の風」を紹介します!
今回は、㈱大脇さんの「充空間の家 杜の風」を紹介します(^^)v。
展示棟名:「充空間の家 杜の風」
出展会社:株式会社 大脇 本社:名古屋市中区松原町
住むだけの空間=「住空間」を提供するのではなく、家族を守り、安心して暮らせる=「充空間」を提案します。モデルハウス「杜の風」は、自然素材を生かし和とモダンの建築様式を融合した、和風モダン建築です。(カタログ抜粋)
建物の外観は正面玄関を挟んで、白色を基調にしたシンプルモダンな2階建 部分と木の素朴感を活かした平屋建(1階)
部分が一つになって構成されています。
構造材は柱・土台材4寸(12cm角)東濃桧材。 木造在来工法2階建
建物面積
1階床面積 112.09㎡(33.91坪)
2階床面積 66.12㎡(20.00坪)
延床面積 178.21㎡(53.91坪)
間取りプラン参照:http://www.wood-village.jp/modelhouse/house05.html
屋根2階部分:瓦葺、4寸勾配 軒先は一文字瓦使用
平屋部分:銅板葺、3寸勾配
外壁:サイディング下地、吹付仕上
軒天2階部分:サイディング下地、塗装仕上
平屋部分:杉板張り
玄関アプローチは石庭(せきてい)を見ながら長さ8mほどの木製の橋を渡り、玄関先へと繋がります。
規模は小さいですが伊勢神宮の宇治橋を思わせます~夢への架け橋でしょうか(^^)。
橋を渡ると突き当たりが一坪ほどの玄関ポーチです。
木製ガラス戸がさり気なく迎えています。建具の下框部分はステンレス材で巻いてあり、水がかかっても大丈夫です。
床と壁との見切り材は御影石を用い、足元は水はねも考慮して帯板状の石材を重ねて仕上げています。
玄関を挟んで左側は建物の高さを抑えた平屋建ての和風建築です。
住居部分の廻りにガラス戸で仕切られた縁側が設置され、柱・梁材が見える造りになっており、縁側部分は石庭に浮き上がったようにも見えています。
屋根は間口3間(5.46m)寄せ棟(よせむね)屋根、銅板で葺かれ軒先(のきさき)の水平ラインがとても綺麗に描かれています。
軒の出は深く1間(1.8m)ぐらいは出ていますね~軒天(のきてん)に杉材が張られ、木の素材の色合いが目を引きます。
大きな窓は面白い造りで、蔀戸(しとみど)を使用していて、窓の開閉は下から持ち上げて行い、添え木で留めます。開けると広い回廊の縁側部分が現れます。
蔀戸(しとみど):建具戸の名称、外側へ吊(つ)り上げるようにした戸。日本建築で上から吊(つ)り下げた格子戸。外に突き上げ、あるいは内に引き上げて開け、軒または天井から下げた金具に引っかけて留める。
玄関を挟んで右側は切妻屋根の2階建て、白色を基調にしたシンプルモダンで街並に鮮やかに映えるデザインの建物です。開放感ある2階ベランダが設けられ、屋根勾配に合わせた大きなサッシ窓が使用されています。
北側には建物本体とは別に境界側に独立した壁を設置、勝手口や水廻りを隠す役目もありますが、立体感が出てアクセントになり、壁面を引き立たせます。窓は細長い縦型サッシを使用し、統一されたデザインです。
屋根に煙突があり、暖炉が設置されていますね(^^)
1階東側部分には開放感あるスッキリしたデザインの広いテラスが設置してあります。
床はコンクリート仕上げで建物側にはグレーチング(格子状に組んだ溝ふた)を設置、排水も兼ねているのでしょう。
2階ベランダも1階同様の開放感あるスッキリしたデザインで、手すり部分はステンレス製でオリジナル制作品です。
都市部(名古屋市等)では、建築基準法の防火指定があり、一定の境界からの距離によって外壁や軒裏、外部建具は木の使用を制限されます。
軒天は防火基準にも対応できるように防火材を張り、外壁や軒天が通気できるようにパンチ穴が開けられたものを使用しています。(通気工法)
魅力がいっぱいの㈱大脇さんの「充空間の家 杜の風」、自然素材を生かし和とモダンの建築様式を融合した、和風モダン建築です。
こだわりのつまった充空間を実際に体験してみてください!
ぜひ、ご家族お揃いでお気軽にお越しください。
お待ちしています(^^)v
来週は室内をご紹介する予定です(^^;)…。